The 24th Chugoku Regional Meeting of Japan Endocrine Society

第24回日本内分泌学会中国支部学術集会

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日本内分泌学会中国支部学術集会の開催にあたって

第24回日本内分泌学会中国支部学術集会
会長 垣羽寿昭(松江赤十字病院 糖尿病・内分泌内科)

~ご縁の国で繋がりを想ふ~

このたび、第24回日本内分泌学会中国支部学術集会を担当することになりました松江赤十字病院の垣羽でございます。このような貴重な機会を与えていただき、支部長の谷澤幸生先生、副支部長の大塚文男先生をはじめ、幹事の先生方に心より感謝申し上げます。また、準備段階におきまして、広島赤十字・原爆病院の亀井望先生にはお忙しい中、多くのご助言を賜り、誠に有難うございました。

新型コロナウイルス感染症の拡大・長期化により、第21回・22回・23回の学術集会は残念ながらWEBでの開催となりました。会長を担当され現地開催の方向で模索されていた先生方は、さぞかしご苦労されたのではないでしょうか。感染症の動向は未だに予断を許しませんし、第24回学術集会においても直前となって開催様式が変更となる可能性もあります。Withコロナ時代のニューノーマルとでも言えるのでしょうか、確かにWEBで開催される学会、研究会も多くなり、職場や家に居ながらにして参加できるというメリット、便利さはあるものの、時には日常の喧噪を離れ、(しばしの観光なども楽しみつつ)他の医療機関の先生方とFace to Faceでディスカッションをしたり、交流を深めたりできる、というのが学会の醍醐味ではないかと思う次第です。是非、沢山の演題を持ち寄って頂き、活発にご討議いただけますと幸いです。

さて、今回の学術集会では上記のような副題を提示させて頂きました。特別講演には、東北大学大学院糖尿病代謝内科学分野教授の片桐秀樹先生をお招きし、臓器間ネットワークによる代謝調節などを中心にご講演頂く予定です。人間を含め生物には、移り変わる環境変化に対して、内部環境を生存に適した一定範囲内に保持しようとする「ホメオスタシス」の機構が働いており、それを支える情報と制御のシステムとして神経系と内分泌系が重要で、我々はこうした巧妙な仕組みによって生かされていることに気づかされます。

JES We Canは、担当の折出亜希先生に企画頂き、「性分化疾患」をテーマとしたシンポジウムで、島根大学小児外科の久守孝司先生、広島大学小児科の宇都宮朱里先生、岡山大学産婦人科の鎌田泰彦先生、岡山大学総合内科の大塚文男先生にご登壇頂く予定となっております。

私も医師となって三十年近くになりますが、患者さんとのご縁、先生方とのご縁、医療スタッフとのご縁・・・、様々な縁によってもたらされた繋がりによって活かされているのだということを改めて感じざるを得ません。さらに、“ご縁の国”島根で学術集会を開催する機会を与えられたことへの感謝も込め、このような副題とさせて頂きました。 

それでは皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

開催会場

松江テルサ
〒690-0003
島根県松江市朝日町478-18

事務局

第24回日本内分泌学会中国支部学術集会事務局
〒690-8506
松江市母衣町200番地
松江赤十字病院 糖尿病・内分泌内科
TEL:0852-24-2111
FAX:0852-31-9783
E-mail:
jesc2023@matsue.jrc.or.jp
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